本人の意思の尊重

新潟県で、独り身のご高齢の方・障がいのある方の財産管理等の手続きをお手伝い!

成年後見人業務をしております司法書士法人トラストの佐藤です。

 

先月、クローズアップ現代にて「親のお金をどう守る 認知症600万人の資産管理」が放送され、成年後見人制度についても取り上げられました。

認知症になると資産が凍結され、家族が引き出すことが難しくなる可能性があるため、弁護士や司法書士などが後見人となり、代わりに財産管理などを担う成年後見制度ですが、今回の放送のエピソードの中で成年後見人制度を利用している親族の中に「本人のためにお金を使えない」「一度利用したら止められない」など不満を感じている方がいらっしゃいました。世の中では本人の意思が尊重されているのかが課題となっているそうです。この制度を利用して良かったと思う意見もある一方、必ずしも、良い意見ばかりではないということを私たちも理解して仕事をしています。

 

弊法人ではそのような不満を取り除き、本人の意思を尊重するべく、制度を利用する前の申立時には必ず本人と親族に対して成年後見制度の説明はもちろんのこと、本人には本当に成年後見人制度が必要なのか、身寄りの方がいる場合は家族信託等、成年後見人制度以外の選択肢を含めてお話を進めています。また、暮らしや財産を守るためにも本人や親族だけでなく、本人に関わる周囲の方と相談しながら管理しています。

 

弊法人で就任している被補助人や被保佐人の中には、姉妹で福島の会津に旅行へ行かれた方や東京に好きなアーティストのコンサートへ行かれた方もおり、本人の要望に応えられるよう全力で対応しています!!!

今後も感謝される仕事を心がけて参ります。

 

 

「遠方に住んでいる高齢の親族の支援が難しい・・・」

「身寄りがいない・・」などお悩みの方は、

経験豊富な司法書士法人トラストがお手伝いいたしますので、
お気軽にお問い合わせください。

このブログにコメントを書いてください