よくあるご質問

 

☆質問(新潟市在住80代女性)

 私の妹は脳梗塞後遺症と認知症のため、介護老人保健施設に入所しています。

 私も高齢になり、そろそろ妹の財産管理を第三者にお願いしたいと考えるようになりました。

 いろいろ調べると、成年後見制度という財産管理をしてくれる制度を見つけたのですが、財産管理以外の こともお願いできるのか心配です。

例えば、今は妹の保険証が自宅に届くと施設に届けたり、更新が必要なものについては、私が区役所に手続きに行っています。

このような事務的な手続きも成年後見制度を利用してもお願いできるのでしょうか。

 

★回答(司法書士法人トラスト)

 ご相談ありがとうございます。

 結論から申し上げますと、上記のような事務手続きも成年後見人の職務内容に含まれますので十分対応可能です。

 

 成年後見人の職務として大きく3つあり、①財産管理、②身上監護、③家庭裁判所への報告です。ご相談内容は、このうち②身上監護にあたります。身上監護とは、ご本人の生活や健康に配慮し、必要な手続きを代行します。具体的には、病院や施設の入院入所契約、介護に関する契約等です。

(※身上監護には、日常の買い物や食事、入浴、排せつ等の介護は含まれませんのでご注意ください。)

妹さんの保険証に関する手続きも、成年後見人が区役所で行うことができます。また、更新された保険証の送付先も、区役所へ届出をすることで、妹さん(ご本人)から成年後見人に変更することもできますので、届き次第入所している施設へお届けすることができます。

 また、成年後見人として保険証をお預かりすることもできますのでご安心ください。

 

 このように、成年後見人は財産管理以外においても、ご本人が適切な環境で、適切な医療看護を受けることができるよう、必要な手続きを行うことができます。

 成年後見人が就任しても、ご本人はこれまで通りに生活していくことができますので、ご安心ください。

 

 保佐人、補助人に関しましては、「代理権」といい、ご本人に代わり契約等の法律行為を行う権限を家庭裁判所に申し立てる必要があります。身上監護に関する「代理権付与」の審判がなされると、保佐人、補助人は上記のような手続きをすることができます。

 

 トラストでは、ご本人はもちろん、ご家族にも安心していただけるように、成年後見人としての役割を果たしてまいります。このご相談者のように、ごきょうだいの支援で悩んでいらっしゃる方は、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

「遠方に住んでいる高齢の親族の支援が難しい・・・」「身寄りがいない・・」などお悩みの方は、経験豊富な司法書士法人トラストがお手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。